【株式市場を超える?!】ICOのポテンシャルと株式市場の今後
こんにちわ!二子玉リーマンです。今回はICOのポテンシャルと株式市場の今後についてお話したいと思います!
ICOとは?
ICOとは、Inital Coin Offeringの略で、新たな仮想通貨を発行する事によって企業が資金調達を行う新たな方法です。
一般には、企業が行う資金調達法は、IPOというものがあります。Initial Public Offeringの略で、日本語の株式公開を意味します。未上場企業が新たに株式を発行し、証券取引所に上場させる事による資金調達法です。
実はこの従来の資金調達法であるIPOを根底から覆すのが、ICOなんです!
株式保有の性質
このICOがなぜ革命的かという理由に関しては、まず株式の性質についておさらいしなければなりません。
株式投資の主な特徴としては、投資家が求めているリターンは以下の2点になります。
① キャピタルゲイン (保有している株式の売却を売却する事によって得られる売買差益に)
② インカムゲイン (株式を一定期間保有する事による配当や利子収入)
株式投資家は一般的に株式投資に置いて、IPOした株の株価の値上がりによる差益や、株式保有による配当金などを求めて投資をする事になります。
また、この株式というものは一種の紙のようなもので、あなたは〜社の株式を100株持っていますよという証明書みたいなものです。つまり、企業が潰れればそれはただの紙っぺらになります。
株式の課題
株式のメリットに関しては理解できました。
では今度は株式の課題について説明します。
- 資産として決済できない
- 企業に負担がかかる
- 投資家の発言権
1. 資産として決済できない
株式とは〜社の株を保有しているよというあくまで証明書に過ぎないわけです。その紙でスターバックスに行って買い物ができるわけではありません。もしその株式の資産でスターバックスでコーヒーを買いたいとなると、証券取引所で売却し日本円で出金手続きを行う必要があります。(*一般的に株を売却してから現金が出金されるには4営業日かかります)
2. 企業に負担がかかる
このIPOは企業にとってはとても負担がかかるものです。何年分もの財務諸表をまとめて提出して、監査法人つけて東証に審査してもらう等、本業の業務以外で無駄な作業が非常に多く発生してしまいます。
3. 投資家の発言権
また、投資家は企業の株を保有する事で、経営陣に対して会社の経営に関して意見できる権利も取得できるのです。つまり、パワーバランスで表すと 株主 > 経営者 という構図になります。
現実問題として、これを嫌がる経営者は多く、意図的に上場廃止・上場を行わない企業も少なくありません。
ICOのメリット
- 発行されたコインは実際に決済に使うことができる
- 簡単に新規コイン発行を発行でき、負担が少ない
- 投資家の発言権
1. 発行されたコインは実際に決済に使うことができる
ICOによって発行されたコインは実際に決済に使うことができます。例として、AmazonがICOによってAmazonコインを発行したとしましょう。そしてAmazonが日本円ではなくAmazonコインで購入した場合、商品を5% OFFの価格で購入できるという制度を発表したとしましょう。そうなった場合、相対的な価値としては Amazonコイン > 円 という事になりますね。また、決済ではなく1年間 Amazonコインを保有していたら配当として、Amazonで決済に使えるAmazonコインを保有量の5%あげます、といったインカムゲインの役割も、Amazonコインが値上がりしたら売却して売買差益を狙うキャピタルゲインの役割もこなすことができます。
2. 企業に負担がかかる
ICOによる資金調達を行う事により、企業は簡単にコインを発行することができます。
開示したくない財務諸表の情報や、証券取引所の審査などが必要ありません。
3. 投資家の発言権
ICOによって資金調達を行った企業の場合、株式のようなパワーバランスにはならず、
経営者はコイン所有者の発言に従わなくてよくなり、経営に専念できるようになります。
つまりまとめると、
企業から見ても資金調達の観点で、
投資家から見ても流動性の観点で
ICOはIPOに比べてメリットしかないのです!!
ICOコインは多くはビットコインやイーサリアム等の仮装通貨から購入可能になっています。
ビットコインやイーサリアムは仮想通貨国内最大の取引所で、金融庁認可が降りている
ビットフライヤーから購入するのがおすすめです。