ビットコインとイーサリアムのどっちに投資をすべきなのか
皆さんこんにちわ!二子玉リーマンです。今日は最も有名な仮想通貨であるビットコイン、そしてイーサリアムの違い、どっちに投資をするべきかの考察を書いていきたいと思います!
1. ビットコインとイーサリアムの違い
さて、今日は仮想通貨時価総額ランキング1位、2位のビットコインとイーサリアムの違い、どちらに投資をすべきなのかを考えて行きたいと思います!。
2. まずはビットコインについて。
ビットコインやブロックチェーンについての詳細はこちらをどうぞ。
ビットコインとは、2009年にサトシナカモトという謎の人物の論文によって最初に誕生した仮想通貨です。
ビットコインの仕組みはP2Pを使い、世界中の誰でも銀行などに中央の管理者がなくても送金ができ、ブロックチェーン技術を用いて運用されている通貨です。
ビットコインは、国の政府や中央銀行などによって発行されていない特徴から、よくデジタルゴールドと言われています。
金よりも持ち運びなどが簡単で、偽造も難しいため、金を超えるという意見もちらほらよく耳にしますね。
また、ビットコインの時価総額は2018年9月8日時点で約12兆円となっています。
3. イーサリアムについて
続いてはイーサリアムについて。
イーサリアムのメインコンセプトは、通貨としてのみ設計されたビットコインとは違い、ブロックチェーン技術を用いて通貨だけではなく、様々なアプリケーションを作れるようにしよう!というコンセプトです。
簡単にいうとAppleのApp Storeのようなアプリケーションプラットフォームです。また、それ以外にもビットコインではできなかった決済、契約のブロックチェーンによる自動執行を可能にするスマートコントラクトという機能もイーサリアムではできます。
スマートコントラクト等のイーサリアムについての詳細はこちらをどうぞ。
イーサリアムは世界中の様々な分散型アプリケーションを動かすためのプラットフォームであり、その特徴からよく"ワールドコンピューター"と呼ばれています。
イーサリアムの2018年9月8日現在の時価総額は約2.4兆円です。
4.ビットコインとイーサリアムの比較
ビットコインではできない事がイーサリアムではいくつもできますが、時価総額の観点ではイーサリアムの方がビットコインの6分の1です。かの伝説の投資家、ウォーレンバフェットもよく言うように、価格はいつも適正とは限りませんからね。
5.どちらに投資をすべきか
さて、ここまでビットコインとイーサリアムの特徴や違いについて見てきました。
どちらに投資をすべきなのでしょうか?
まず、二子玉リーマンの考えですと、ビットコインを推している人とイーサリアムを推している人でかなり投資家の属性が違います。
IT、Fintech業界のリーダーたちはイーサリアムを推しています。Apple共同設立者のウォズニアック氏、米国のトップベンチャー企業トップ3に輝いたCoinbase CEOのアームストロング氏などです。
スティーブ・ウォズニアック氏、イーサリアムは次のアップルになる | Cointelegraph
Coinbase CEO Owns More Ether Than Bitcoin - Coinjournal
一方でビットコインを推している著名人では、金融著書のベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバートキヨサキ氏や、米著名アナリストであるトム リー氏などは、ビットコインに対してとても強気発言をしています。
ビットコイン支持者「金持ち父さん」キヨサキ氏、米ドルはスキャムと発言 | Cointelegraph
「ビットコイン(BTC)は年内に2万ドルに到達」トム・リー氏が予想、その理由とは? | CoinChoice
レガシーな金融業界 VS IT, FIntech業界の構造になっていますね。
私二子玉リーマンの予想としては、やはりイーサリアムがより投資対象として適切だろうと考えています。理由はイーサリアムの時価総額はビットコインの時価総額を必ず超えるからです。
イーサリアムの時価総額がビットコインの時価総額を超える理由は2つです。
①. イノベーションの世代交代
②. アプリケーションプラットフォーム
簡単に説明すると、①に関しては非常にシンプルで、社会を大きく変えるようなブレイクスルーイノベーションというのは、歴史を見ていくと実は最初に誕生したものは成功しません。これはIT業界の歴史を見るとすごくわかりやすいです。例えば、今では当たり前になった検索エンジンですが、これはインターネット当初の革命でした。
現在では検索といえばGoogleですが、実は最初に検索エンジンの概念を発表していたのはYahoo!です。
実はそのYahoo!もベライゾン社に買収されてしまうほど落ちぶれてしまいました。。一方でYahoo!の次に生まれた検索エンジンサービスであるGoogleは、世界の時価総額のトップであるAppleにも引きを取らないほどの成功を得ています。
消える米ヤフー ベライゾンが買収、23年の歴史に幕 :日本経済新聞
また、SNSも最初にMixiなどのサービスが流行っていましたが、結局すぐに終わり、今ではFacebookやLINEなどのような次世代のSNSサービスが主流となっています。つまり、社会を大きく変えるイノベーションは後発のサービスが結局成功する法則があるのです。
ビットコインがずっとトップに君臨し続ける事が無いと思う理由は、やっぱり歴史を見ても"最初に生まれたイノベーションは後発に抜かれる運命にある"からなんだよねぇ。
— 世田谷リーマン@仮想通貨 (@Blockch21722219) July 31, 2018
検索エンジンも最初に作ったのはGoogleじゃなくてヤフーだったんだけどヤフーはもうベライゾンに買収されるほど落ちぶれたし、
また、②のアプリケーションプラットフォームに関しては、AppleのApp Storeの例などを考えるとわかりやすいです。先日Appleが米国で初めて時価総額1兆ドルを超えました。
アップル、米国で初の時価総額1兆ドル企業に--Appleニュース一気読み - CNET Japan
AppleはApp Storeというアプリケーションプラットフォームにて、様々なアプリケーションを提供しています。
Amazonのようなショッピングサービス、FacebookのようなSNSサービスも全てAppleのApp storeでアプリを経由する仕組みになっています。これが意味するのはAmazonもFacebookも、Appleに依存しなければならないと言うことです。App Storeのようなアプリケーションプラットフォームの時価総額は、必然的にそのプラットフォーム上に存在する単体のアプリケーションの時価総額よりも高くなるのです。つまり、ブロックチェーンアプリケーションプラットフォームであるイーサリアムも、ビットコインのような単体のブロックチェーン金融システムの時価総額を超えることは必然なのです。
先日米Apple, 米Amazonの2社がアメリカで初めて時価総額1兆ドルを超えた事がニュースになっていました。この2社はいずれもテクノロジー企業です。過去に一つの時代を築いたゴールドマンサックスやVisaのような金融企業はとっくにこの2社に抜かれています。これが何を意味しているかは賢い読者様ならすでにわかっているはずです。
社会を大きく変えるのはテクノロジーであり、金融ではありません。
まだまだ未来はどうなるかわかりませんが、未来はわからないから面白いのです!
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